『もっとドラテクの基礎をきっちりと見直ししたい』
との走行会参加者のみなさんの要望に応えて開催しているドラテク特訓を今年も開催しました。
サーキット走行で自在にマシンコントロールが出来たり、ワインディングを安全に楽しく走れたり、
高速走行でクルマとの一体感を持って走れることが目的です。
今回は約半数近くがモータースポーツデビューのみなさん!ということで、楽しく上達していただけるよう、しっかりと一人一人を見てあげられるようにと、講師3名で参加者をフォローしました。
ドライビングアドバイザー出来利弘(中央)、
蘇武喜和選手(左)、渡辺圭介選手(右)の3名で座学、
参加者の同乗走行、外から見てアドバイスなどを行いました
今回は参加者30名、6グループで走行、
3名の講師でみなさんの疑問に答え、話し合い、
同乗走行、逆同乗走行を繰り返し、
ドラテク向上を目指しました
筑波サーキットジムカーナ場で1日かけて
ドライビングテクニックで
自分の愛車のテールを振り出しコントロール
FF、FR、4WD、MRどれも皆同じ
フロントを軸にリヤを振り出し自在に操れるか!?
外側のリヤタイヤのグリップのみに集中し
五感を研ぎ澄まし、走る!
朝、会場に到着。
荷物を降ろし、車両を確認。
ゼッケンを貼って走行準備します。
ドラテク向上を目指し集まった仲間同士、
声を掛け合い、教えあいながら
準備を進めました
最初の講習は当日の流れの説明と
ドライビングの基礎について
スラローム、サイドターン、
フルブレーキング、ソックスターン
実際には走って感じることが重要なのですが、
タイヤのグリップの感じ取り方、クルマの動かした方を
イメージしてもらいながら質疑応答の時間です
A. 180度ターン(サイドターン)特訓
ドライビングの基礎となるブレーキング、ステアリング、アクセルの基本操作を反復練習するため
メリハリのあるブレーキングと荷重移動でターンインの特訓です
B. スラローム特訓
ステアリング操作とアクセルON/OFFのタイミングを合わせながら走ります
自分のクルマのサスペンションとタイヤの動き、タイミングを知るのにスラローム特訓が有効です
C. フルブレーキング特訓
限界ギリギリのブレーキングとそこからのブレーキリリースを反復練習する。
このようにガードレール横の至近距離から、参加者みんなが見学できるようにレイアウト。
他の参加者の失敗例、成功例を至近距離から見学して、自分のブレーキング改善に活かします
D. ソックスターン特訓
靴下の形にコーナリングすることで誰でもオーバーステアとなり、
フロントを中心にリヤが自転旋回していく動きを体感するためのソックスターン特訓
ソックスターンで繰り返し練習することで、テールの流れ出しを体感。
思い通りのコントロールで上達を実感できるプログラム
午後は長めのハイスピードコースを設定して午前の特訓を応用し、その成果を試します。
タイム計測も2本行い、参考にしながら同乗走行レッスンも行いました
ジムカーナ場では参加者同士の同乗走行もできるので、上級者の助手席を体験したり
講師や上級者に助手席に乗ることもできるので、ドライビングの上達に役立ちます
コースはタイム計測しましたが、クルマの仕様もドライバーの経験も様々です。あくまで参考としてください。
マツダロードスター 1800RS(NB8C)ますたにさん、
初めてのトップタイム 35.138秒
いつも兵庫県から参加してくださっています
舛谷陽太朗さん車載カメラあり
BMW M2 (F87)タツニイさん、
僅差の2番タイム 35.236秒
3000ccのF87 M2もポテンシャルが高いです
ユーノスロードスター1600Sスペシャル(NA6CE)
ジムカーナを得意とする黒白ストライプNA6の松本努さん、
14インチタイヤで僅差の3番タイム 35,240秒
松本 努さん車載カメラ
TD-1001R(NB6C)
CS1001Rさん、ここまで超僅差のトップ争い
15インチタイヤで4番タイム 35.310秒
トヨタMR2 GT-S(SW20)
Kammy MR2さん、タイムは 35.605秒
マツダロードスター1800VS(NB8C)
shige884さん、36.184秒
トヨタアルテッツア RS200リミテッド(SXE10)
ルーク ホーソーンさん、タイムは 36.206秒
マツダロードスター2000RHT RS(NC1)
ケンケン+さん、タイムは 36.527秒
モータースポーツデビュー
マツダロードスター2000RHT RS(NC1)
なおきさん、 タイムは 37.277秒
モータースポーツデビュー
マツダロードスター1500NR-A(ND5RC)
けいロドさん、タイムは 37.386秒
ユーノスロードスター1800(NA8C)
女性ドライバー 山本 莉佳さん、タイムは37,441秒
マツダロードスター 1800RS(NB8C)
ほわいとUCさん、タイムは 37.592秒
アンフィニRX-7 タイプR(FD3S)
榊さん、タイムは 37.632秒
トヨタ86 GT(ZN6)
Vitaly 86号 タイムは 37.984秒
トヨタセリカ SS-Ⅱ(ZZT31)
ヘイニーさん、タイムは 38.615秒
モータースポーツデビュー
マツダRX-7 タイプRZ(FD3S)
ムカワケイさん、タイムは 38.958秒
モータースポーツデビュー
マツダロードスター2000 NR-A(NC2)
mory'sさん、タイムは39.121秒
ユーノスロードスター1800Vスペシャル(NA8C)
NA8岩崎 @幕張 さん、タイムは39.224
マツダロードスター1500SP(ND5RC)
吉田孝行さん、タイムは39.452秒
モータースポーツデビュー
マツダロードスター1500NR-A(ND5RC)
りょふちくNR-Aさん、タイムは39.532秒
ポルシェケイマン2.7(98720)
M987さん、タイムは39.823秒
モータースポーツデビュー
マツダロードスター2000 RS(NC1)
サイトウさん、タイムは39.978秒
モータースポーツデビュー
マツダロードスター2000 NR-A(NC1)
ハヤブサ28さん
モータースポーツデビュー
マツダロードスター1600NR-A(NB6C)
ポンカズさん
綺麗にパワースライド!
マツダサバンナRX-7 GT-X(FC3S)
にしきさん
モータースポーツデビュー
マツダロードスター1800RS(NB8C)
長谷川 憲正さん
モータースポーツデビュー
マツダアクセラ 15C 1500MT(BP5P)
へっぽこROMさん
モータースポーツデビュー
マツダロードスター2000 S(NC3)
川和田 豊利さん
モータースポーツデビュー
ダイハツ コペン 660(LA400h)
モリヤスさん
モータースポーツデビュー
ホンダシビックフェリオ 1500VTI(EG8)
綾さん
モータースポーツデビュー
同乗走行を行ったり
マシンコントロールに重点を置き、特訓を続けました。
午前中は今ひとつ上手くいかなかったソックスターンからの旋回も午後にはかなり進化。
テールが流れ出したり、その前後を使えるようになっていきました
そして夕方4時に全ての走行が終了。
参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
今回のディーテクニックの筑波サーキットジムカーナ場での特訓、
ゲスト講師は
中嶋さん、さとみさん、山本さん、
きんちゃん 、野々さん、他、みなさんに手伝ってもらい、撮影はカー雑誌で活躍中のプロカメラマン 神村聖さんにお願いしました。モータースポーツ底辺を広げる活動をイベントを無事に終了することが出来ました。ご協力本当にありがとうございました。
「ドラテク基礎練習&スクールをまたやってほしい!」という要望が高まりましたら、
また特訓の機会を作っていきたいと思います。
2019年4月13日(土)ディーテクニックサーキット走行会&スクール in 筑波サーキットコース2000
2019年5月4日(祝)ディーテクニック初心者向けサーキット走行会&スクール in 筑波サーキットコース1000
2019年10月20日(日)ディーテクニック初心者向けサーキット走行会&スクール in 筑波サーキットコース1000
の開催を予定しております。
http://www.d-technique.co.jp/magazine/2018/12/1222018-in-1000.php
ディーテクニック ドライビングアドバイザー
出来 利弘